心の休み場を求めて

心の疲れ
「ストレス社会」、この言葉は誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。
しかしそのストレスとは何を意味するのか?どう対処すれば良いのか?と言う
とよくわからないという方が多いのではないでしょうか。
”心の休み場”を作るにはこの「ストレス」を正しく理解する必要があります。こ
のストレスというものは世界共通、全国共通のものを表しているのではありま
せん。個人個人それぞれ違うのです。ある人にはストレスになっていることが、
自分にはなんのストレスにも感じないということがあるのはそのためです。



”疲れ”の原因
ストレスとなる出来事のことをストレッサーと呼びますが、進路選択、対人関係、
健康問題など必然的に直面するものを発達的ストレッサー
。事故、死別、災害等
予期できないものを偶発的ストレッサーと呼びます。多くの場合それらのストレスに
うまく対処していけるのですが、対処しきれない時に不適応(体の調子・心の調子)
を起こしてしまうのです。ではなぜ個人差があるのでしょうか?遺伝的なものも多少
関係してきますがそれぞれの持っている”信念あるいは考え方”が影響するようです。
そのことを論理療法のモデルでまとめて見ましょう。


出来事
(activatingevent)

信念・考え
(belief)

悩み
(consequence)

このモデルを例をあげて考えて見ましょう。
   あなたが仕事に失敗して上司に怒られ自信喪失しているとします。
   仕事に失敗したという{A:出来事}によりその結果自分はダメだという{C:悩み}が
   発生したわけです。でもちょっと待って下さい!仕事に失敗しても悩まない人もいる
   わけですから、あなたには「仕事に失敗するべきではない。あるいは成功しなけれ
   ばいけない。」という{B:信念・考え}があってそれが悩みを生み出している。と考え
   るほうが合理的ではないでしょうか。ではその悩みを解決していくにはどうすれば良
   いでしょうか。このモデルの「C」のあとにもう一つ「D」がつきます。それは{D:反論
   (disqute)}です。「失敗すべきでない。」という考えをみつけたら「成功するに越した
   ことはないが、失敗したからといって人生終わりだということはない。」と反論してみる
   のです。



こうした考え方を練習していくなら心に少し余裕をもたせることができ休み場を作れるので
はないでしょうか。


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